日々のこと

善か悪か。罪か罰か。

 

先日購入したハードディスクで、BSで放送していた世界経済に関するドキュメンタリーを録画して見ました。(BS1スペシャル「欲望の資本主義2018~闇の力が目覚める時~」)

2時間ほどあって、2週間経った今でも全部見れていませんが、なかなか興味深い内容でした。

 

その中で印象に残ったことが二つ。

一つは、資本主義の世界では、新生児の死亡率が下がることより、GDPが上がることに歓喜するという説明。
資本主義の世界観を簡潔かつ正確に言い表しているなーと感じました。

 

もう一つは、経済史学的な観点から、世界が資本主義を取り入れた時代的な背景について。
これは社会主義との対立の構図を中心に説明されていました。番組ではほとんど触れられていませんでしたが、「それまでなぜ世界が資本主義を全面的に取り入れてこなかったのか」に興味を持ちました。現時点では、今後、資本主義社会がどう変質するか、または崩壊していくのかは全く分かりませんが、経済がグローバル化する以前、世界各地で発展していた市場において、資本主義を徹底的に取り込めなかった(取り込まなかった)理由が、今後の世界の行く末を知るためのヒントになるのではないか。そう思いました。

 

 

資本主義はお金が王様。経済というシステムを維持していくために必要なことが「善」で、その動きを止めようとするものは全て「悪」。その経済システムを動かす原動力は、「欲望」。
様々な「格差」の存在はこのシステムの基礎であり、システムの維持の為なら人間はモノと同列、要素の一つでしかない。

 

普段は意識することなんてありませんが、この恐ろしく強大で残忍なシステムの中で、私たちは生きている。何らかの形で、このシステムを維持することに加担している。

 

この事実を、たまには思い出して、真剣に考えなければならないと感じています。

 

自らが作り出した怪物に、食い滅ぼされないために。

 

 

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