以前、「逃げるべき場所を確保すること」についての記事を書いた事がありますが(「環境整備」)、最近、同じような内容の新書を本屋さんで見かけました。
中身は見てませんが、帯の記載からは、現代社会における生きる術として「逃げること」を積極的に捉える内容のようでした。
諺にもあるように、いざとなったら逃げる、舞台からおりることも必要。残った人たちから「負け犬」と呼ばれようとも、自身の命を守ることを優先させるべき。私はそう考えてます。
こどもたちが学校や幼稚園などの集団に入るとき、親としてはやっぱりその集団にうまく溶け込めるかが1番の関心ごとです。でも、集団の規範が個人の尊厳を損なう可能性を孕むものであれば、溶け込むことよりも、その集団に依存しすぎず、いつでも離脱できる準備が必要。
人として生きる以上は、様々な社会的集団に所属せざるを得ない。社会的集団において、家族は最も基本的なものだと思います。こどもたちは集団の一員としての行動規範を家族(親)から学ぶこととなる。その意味で、親という立場は重要。自覚の有無は関係なく。
私は、こどもたちが社会に出たときに、一つの社会的な集団に依存することなく、様々な立場で生きていけるようなバランス感覚を身につけて欲しいと切に願っています。
そして、私たち家族という人としての集まりが、いざという時に、こどもたちにとって帰るべき場所となってくれれば幸である、と思います。
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