スケート波乗り

ボーダーライン

昨日の記事を再読して、スケートボードについてもう少し書きたくなりました。それは、日本における「スケーター」の認識についてです。

先日東京に研修で滞在している間、街中でスケーターを何度か見かけました。私の住む田舎では、スケーターを見かけることはほぼありません。もしかして、スケボーに乗ってるのってこの村で私だけなのか?と思うくらい見ません。人口の差もあるけど、そもそも遊び・文化としてスケボーが認知されておらず、根付いてもいない。もちろん、遊びである以上、無くてはならない文化でもないとは思います。一方、東京オリンピックでは、正式種目になり、サーフィンとともに注目が集まっている。それでも日本ではスケボー、サーフィンはマイナーなスポーツ。遊びとしても普及しているとは言えない。社会的にも、「危ない」とか「チャラい」みたいな印象を持っている人が多いのではないか。。。

最近スケボー絡みの動画を見ていて気がついたのは、スケボー動画に出ているスケーターは、外国人や帰国子女、ハーフなど、海外の文化にバックグラウンドを持つ人が多いことです。スケボーを純粋に楽しんでいる彼らは、日本の典型的価値観に縛られることなく、自らの感性に従って遊んでいる。その中で、「なぜ、日本はスケボーに対してこんなに非寛容なのか?」と真剣に悩む姿が映し出されていたりします。日本で生まれ育ったスケーターも、同じような疑問、悩みを少なからず持っていると思います。コアなスケーターとは、そんな文化的な問題に対して本気で悩むようなピュアな人であり、私が知る限りではスケーターはチャラくもないし、不真面目でいい加減な人たちでもないというのが実感です。

マイノリティと言う意味ではサーファーも同じですが、サーファーは海で遊ぶので一般の人とは行動範囲が異なります。スケーターは、舗装された路面がフィールドなので、公園やストリートで一般の人と接触がある。公共の場で自由に遊ぶスケーターに対して、一般の人々は違和感を感じてしまう。日本社会が、一般的に「遊び」と認識していることに対して非寛容であることも、スケーターに対する否定的な見解の要因なのではないかと想像します。

サーフィン、スケボーはとても楽しい遊びです。歌を歌うこと、テレビゲームをすること、山に登ること、お酒を飲むこと。楽しむという意味ではどれも変わりありません。スケーターのマナー、社会への適応が必要なのはもちろんですが、東京オリンピックを契機に、スケーターに対する印象が少しでも良くなるといいなーと思っています。

以上、いい歳して海に入り、体調を崩した四十路のオッサンのささやかな主張でした。

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