室内から外を眺めて暖かそうだなと思っていたけれど、いざ外に出てみるとそれほど春っぽさはない。
まだ冬物のブーツを履いて出勤しています。最近はどうも冷えに対して警戒していて、寒さを感じるくらいなら暑いほうが良いという指針で生活しているので、どうしても厚着になってしまう。まあ、おかげで今年度は風邪をひかずに済んでいると思えば、あながち間違いでもないのだけれど。木々や野原に花が目立つようになっても、まだまだ風が冷たくて手袋も外す気にならない。二月が暖かかっただけに、三月が季節的に足踏しているように思います。ただ、そうこうしているうちに四月も後半になれば半袖で過ごせるような日も出てくるんでしょう。
図書館で借りた米澤穂信さんの本が面白くて、私にしては早いペースで読み進めている。小説って文章だけで構成されているから、言葉のチョイスとか、文体がスッと入ってこないと、物語の世界観を自分の中で構築しにくい。翻訳ものなんかはそれが顕著で、翻訳された文章が合わないとなかなか読み進められない。米澤さんの文章は、構成も文章も派手さはないのだけど、情景や心理描写が過不足なく書かれていて、読みやすいし面白い。さすがは直木賞作家というところかもしれないけど、個人的に読みやすい作家さんの一人だと思っている。同じくらいの世代ということもあるのだろうか。でも、昔の小説でも最近の小説でも読みやすいものはたくさんある。そういう文章を書けるということが、プロとしての技術なんだろうな。
お昼休みもあと少しだけど、これから時間まで小説の続きを読みたいと思い〼。
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