子育て日々のこと

黒い目玉に映るもの

 

久々に豆を挽いてコーヒーを飲みたいと思ったので、隣町のお菓子屋さんまでコーヒー豆とお菓子を買いに行きました。秋冬はお客様でいっぱいの人気店ですが、真夏は人が少ない。三連休の最終日だからか?まあ、理由はさておき。長男、次男と私の三人でお店に入る。

 

長男は抹茶プリン。次男は普通のプリン。私はカミさんと食べるためにマンゴーのロールケーキをコーヒーと一緒に購入。クーラーボックスにお菓子を入れて帰路を急ぐ。真夏の生もの輸送は気を遣いますね。

帰りの車の中。エアコンが効いた車内が心地好いのか、次男はウトウト、カクカクし始めました。その間、長男と夏休みの予定などについて話す。
話ながら、ふと、父親としての自分の存在について考える。自分がこどもの頃、父親とどんな風に接していたっけな?そしてこどもたちは、私をどんな父親だと思って接しているのかな。。
どんなに考えたところで、私自身がこどもたちの目線で私自身を見つめることはできない。「相手の立場で、モノを考えましょう。」という問いは、心掛けの問題だと分かっているけど、「自分」が「相手」になるという原理的な矛盾。

親子といっても、そこには決して飛び越えることができない断絶が間違いなく存在する。なんとなく切ない気分になってしまったけれど、この事実から出発することは、本当の信頼関係を築くための前提条件なのではないか。。。

そんなことを考えながら、家に着いた。

エアコンの効いた涼しい部屋で、挽きたてのコーヒーにお湯を入れて飲みました。香り良く、苦みと酸味がちょうど良い。

 

ゆっくりとコーヒーミルを回す時間を定期的に取りたいと、心から思った真夏日の夕方でした。

 

 

 

 

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